2020年2月13日（木）に天草市役所の見学会を開催しました。本会としては初めての貸し切りバスを使った見学会となりました。
天草市庁舎の上部構造はＲＣ造となっているが、地元のヒノキ製材がふんだんに使われおり、庁舎に入ると木の香りがしました。建物の平面は約50m×70mで、１階は市民のためのフロア、２階は職員のためのフロア、そして３階は天草のためのフロアとなっています。
２階の床と３階の床はフラットスラブ構造となっています。耐震要素（耐震壁）は建物の外周に集約されており、建物中央にある柱は地震力を負担していません。そのため柱のサイズは40cm角とすごく細いです。
免震層は、天然ゴム系積層ゴム（直径80cm）が８台、鉛プラグ入り積層ゴム（80cm）が25台、そして弾性すべり支承（摩擦係数は約0.01）が18台で構成されています。
